はじめに
消費税の増税から、4ヶ月が経とうとしています。
これを機に節約に取り組み始めて、「どこをどう切り詰めたらいいの?」と、行き詰まりを感じている方も多いのではないでしょうか。
食費や光熱費を抑えるためには多少の我慢や家族の理解も必要。自分ひとりで頑張っても、なかなかうまくいかないものですよね。
そんな時は、家計の中の「固定費」を一度見直してみましょう。今回は固定費の中でも多くのウェイトを占めている「保険料」を抑えるためのお話です。
毎日の食費、節約は本当に簡単ですか?
株式会社マクロミルは、増税前の2013年10月に「消費税に関する調査」を実施しました。
【消費税8%、あなたは節約する?】
【消費税8%になったら何を節約する?】
増税後に「節約をする」と回答した人の約7割が、「食費・飲料費を節約する」と答えています。
とはいえ、自分だけが我慢すれば済む一人暮らしならともかく、家族がいるとなかなか難しいのではないでしょうか。特に幼いお子さんのいる家庭では、育ち盛りに我慢をさせるというのも心苦しいものです。
節約の第一歩は固定費の見直しから! まずは「保険料」を見直してみよう
そこでオススメしたいのが、冒頭でお伝えした「固定費」の見直し。
今回は「固定費」の中でも「保険料」の見直しをしてみましょう。
実は食費などのように月々変動するものよりも、保険料のように毎月一定額出ていく固定費を減らす方が、家計の見通しがつきやすく節約に繋がりやすいのです。
結婚、出産などでの生活の変化で、今はもう必要ない保障が含まれているかもしれません。必要ないものにお金を払い続けているとしたら、非常にもったいないですよね。
生計を支える夫が死亡したり、自分や家族が入院した時には遺族年金や健康保険公的保障があります。
保険は公的保障をベースにし、足りない分を自力でカバーすると考えるのが合理的です。
自分や家族にとって本当に必要な保障かどうか、まずはこの点から明確にしていきましょう。
受けたい保障が見えてきたら、次は保険選びです。
数ある保険の中でも、保険料が割安な「インターネット保険」(以下、ネット保険)は家計の強い味方になるはずです。
最大の魅力は「安さとシンプル」 ~ネット保険のメリット~
ネット保険、安さの秘密
私たちが払う保険料は、付加保険料と純保険料というものによって決まっています。
純保険料とは、保険金の支払いにあてられる原価部分で、一般的に保障内容が同様ならば保険会社ごとの差はそれほどありません。
一方の付加保険料は保険会社経費や利潤にあてられる部分で、事業費の違い等から保険会社ごとに異なります。
つまり、この付加保険料が抑えられれば保険料も安くなるのです。
ネット生保の販売の中心は、その名の通りインターネット上が中心。
営業職員や代理店への販売手数料や営業所などの拠点を構えるための費用などがかかりませんし、意外と膨大な量になる説明書やパンフレット類もすべてインターネット上のためペーパーレスです。
このように付加保険料にあたる様々なコストを削減することで、お手頃な保険料が実現できるのです。
下記の表は、一般の生命保険会社とネット専業生命保険会社の、定期保険の保険料例です。
対面販売をメインとしている生保会社に比べて、ネット生命保険では同じ保障内容でも15%以上安い設定をしています。
自分に必要なものがわかりやすいシンプルプラン
前述のとおり、ネット保険の販売の中心はインターネット上です。したがって保険の必要性や考え方、商品の説明はパソコンや携帯電話などの画面で保険を検討する人自身が読むので、販売しているのはしくみがシンプルな定期保険、収入保障保険、医療保険、がん保険などです。
自分のペースで商品選び~申し込み
ネット保険はインターネット環境さえあれば、365日・24時間いつでも思い立った時に保険商品を調べ、保険料を試算するなどしながら検討し、その日のうちに申し込みを行うこともできます。
時間を割いて営業所や代理店に出向いたり、過度なサービスにあう煩わしさもありません。
カテゴリ別・最も選ばれているネット保険はこんな商品!
近年、様々な商品が販売されているネット保険の中で、昨年度最も選ばれたネット保険の第一位をカテゴリ別に集めてみました。
ぜひ保険を見直す際の参考にしてみてください。
ネット生命保険「ライフネット生命・かぞくへの保険」
月額保険料の例(保険金額1,000万円 / 保険期間10年の場合)
ネット医療保険「ライフネット生命・じぶんへの保険」
※こちらの商品は現在販売終了しているため、以下は新しく販売している「新じぶんへの保険」の内容です。
ネットがん保険「アクサダイレクト生命・カチッと終身がん」
おわりに
保険大国と言われる日本。万が一の時のために備えておくのも大切なことですが、何事もなければ支払ったお金の多くは戻ってきません。
お手頃な保険料で本当に必要な保障が選べるネット保険なら、節約できた分はお子様の教育資金や住宅ローンの繰り上げ返済のための貯蓄に回すなど、それぞれの家庭のライフイベントなどに合わせて有効な使い方ができますよね。
ぜひ一度、ご家族の保険を見直してみてはいかがでしょうか。