はじめに
今年の夏もいよいよ本番。
ビールが最も美味しいこの季節、各地でビアガーデンなどのイベントが開催されており、仕事帰りについつい立ち寄りたくなりますよね。
しかしながら、お給料日の直前や節約中の方にとっては、外食費はできるだけ抑えたいところ。
そこで今回は「自宅で缶ビールを美味しく飲むためのポイント5つ」と、宅飲みでさらにビールを楽しむための「アレンジ術」をご紹介します。
いくつ知ってる? 缶ビールが美味しくなるポイント
情報サイト「Walkerplus」によると、缶ビールを美味しく飲むためのポイントは以下の5つです。
2.グラスの「洗い方」
3.ビールの「冷やし方」
4.ビールの「注ぎ方」
5.ビールの「飲み方」
次項からそれぞれのポイントについて、少し詳しくお話していきたいと思います。
1.ビールが美味しくなるグラス選び
ビールを美味しく飲むために、最適なグラスの形状があることをご存知でしたか?
背が低いものでは泡が立ちにくく、反対に高すぎると泡が立ちすぎてしまいます。
さらにこだわるなら、陶器製のビアカップを選んでみましょう。
陶器の表面には自然にできた細かい凹凸があるため、ビールを注いだ時に自然とキメの細かいクリーミーな泡になります。
2.グラスの洗い方が泡立ちを左右する!
ビールを注ぐ前に、グラスはきれいに洗っておきましょう。
汚れが残ったままだと、キメ細かな泡が立ちにくい・泡が早く消えるなどの原因となってしまいます。
・グラス専用のスポンジを用意する。
油汚れを落としたスポンジで洗うと、油がグラスに残ることがある。・布巾などで拭かず、逆さに伏せて自然乾燥する
指紋や布巾の繊維などがグラスにつかないようにするため。
3.ビールが最も美味しい温度とは?
グラスやビールを冷凍庫でキンキンになるまで冷やす方がいますが、冷え過ぎるとビール本来の苦みや旨味を感じにくくなり、泡立ちも悪くなるのだそうです。
「買ってきたばかりだけど、すぐに飲みたい!」なんて時にはこんな方法もあります。
キッチンペーパー(なければタオル)をまんべんなく濡らし、ビールの缶に巻き付け、冷凍庫に10分ほど入れておくだけ!
冷凍庫で冷えるのと同時にキッチンペーパーが水分蒸発して、その気化熱でビールが冷えるという仕組みです。
4.劇的に美味くなる”3度注ぎ”をマスターしよう
ビールと泡の理想的な比率は7:3であると言われています。
この黄金比率のビールをご家庭で楽しむために、”3度注ぎ”をマスターしましょう。
1.はじめは勢いよく
まず最初は勢いよく注ぎます。
グラスを傾けず、ビールがグラスの3~4割程度まで来たら止めるのがコツ。
2.焦らず「待つ」
2回目はゆっくりと注いでいきます。
泡がグラスから少し盛り上がる程度まで注いだら、盛り上がった泡がグラスの縁より下に来るまで待ちましょう。
3.黄金比ビールの完成!
3回目もゆっくりと注いでいきます。
そうすると泡が壊れずに、こんもりと盛り上がってきます。
5.美味しく飲むには”姿勢”も大事
泡立ちも温度もベストなビールが用意できたら、いよいよ飲み干す時!
ですが、最後に大事なポイントをもうひとつ。
ビールを飲む時の”姿勢”にも、美味しく感じるコツがあるようです。
「日本酒のようにグラスを”迎えに行く”と、のどがしまってしまい、いい喉越しは生まれません。背筋を伸ばし、脇をしめて飲むのがおいしいんです!」
(Walkerplus より引用)
また、この姿勢で飲むとビールのガスが適度に抜けて、お腹がはりにくくなるのだとか。
いつもの味に飽きたら試したい、簡単アレンジ術
さらに、いつものビールの味に飽きてしまった方や、ビールが苦手な方にもおすすめしたい、ビールをもっと楽しむための簡単なアレンジ方法をご紹介します。
レモンをしぼる
酸味と炭酸の相性は抜群!
夏らしく爽やかな、口当たりがさっぱりとしたビールになります。
レモンジュースでも代用できます。
ブラックコーヒーをまぜる
「コクが出てドイツビールのような味わいになる」、「ビールの苦みがなぜかキャラメルテイストになる」などと言われており、実は人気の高い飲み方なのだそうです。
牛乳をまぜる
「ブラック&ホワイト」というカクテルとしてご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
苦みがマイルドになり、どことなくコーヒー牛乳を思わせる味わいになるそうです。
コーラやジンジャーエールをまぜる
コーラなら「ディーゼル」、ジンジャーエールなら「シャンディーガフ」と呼ばれるカクテルになります。
人気のビアカクテルが、家庭で簡単に楽しめるのは嬉しいですよね。
話題のフローズンビールも自宅で!
泡を凍らせることで、シャリシャリとした飲み心地を楽しめるフローズンビール。
こちらも自宅で簡単に作ることができます。
・蓋ができるアルミ缶(よく洗っておく)
・ビール
アルミ缶に1/4くらいまでビールを注ぎ、蓋をして冷凍庫で3時間ほど冷やします。
3時間たったら10回ほど缶を振り、冷えたビールの上に注げば完成です。
おわりに
いかがでしたか?
ご家庭で美味しいビールが楽しめれば、外食費はもちろん交際費の節約にもつながるのではないでしょうか。
この夏はぜひ、毎日の晩酌はもちろん、気の合う仲間とビールやおつまみを持ち寄って「宅飲み」を楽しんでみてください。