どうして競馬は課税されて、宝くじは非課税なのか|その理由とは一体?

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はじめに

宝くじ 馬券
大阪市の元会社員が2006年から09年の間にインターネットで購入した馬券28億7000万円で払戻金30億1000万円を得ましたが、それらの課税に関する判決が今年の5月、大阪地方裁判所で出されました。

元会社員の所得税申告義務違反を認めて懲役2ヶ月執行猶予2年を申し渡しましたが、外れ馬券の経費請求については認め、課税額の大幅減額となりました。

この判決で、「競馬から得た利益」は課税されるということを多くの人が改めて認識したのではないでしょうか。

競馬の払戻金が課税されるワケ

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日本の所得税の仕組みは、とにかく儲けたものについては一括して課税する、と言うスタンスです。

ですので、永続的に利益を出そうとする取り組みに対してのみ、控除が行われます。

今回焦点となっている「外れ馬券」については、あくまで一時所得として扱われるため控除の対象外であると検察・国税当局は主張していました。

宝くじが課税されないのは何故?

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一方で、宝くじが課税されないのは何故でしょうか

宝くじの当選金が非課税だというのは有名な話となっていますが、その理由というのが、宝くじの売り上げが地方公共団体向けに使われるということにあります。

売上の約40%が地方公共団体の財政に組み込まれていることから、実質上納税しているとみなされ、所得税・住民税などが非課税となるのです。

おわりに

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先の競馬配当金課税訴訟については、検察・国税局側が判決を不服として、最高裁判所に控訴しました。

最高裁がどのような判断を示すのか、競馬ファンならずとも注目するところです。

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