インフォグラフィックで知ろう!「派遣社員の今」はどうなってる?

この記事の所要時間: 428

はじめに

派遣社員 はじめに

皆さんは、「派遣社員」という立場がどのように変化してきたかをご存知ですか?

企業にとっての便利な使い捨て要員とされやすい派遣社員

同じ会社で長く働くことなく、プライベートを確保しながら働くことのできる点は派遣社員の長所といえます。

しかし、あまりに都合の良い「使い捨て」として働かされる点が長く問題視されていました。

そこで、2015年9月30日に改正派遣法が施工されました。

これにより、派遣先の同一組織単位での受け入れ期間の上限が3年になりました。

3年を過ぎると正社員として採用しなければならなくなった訳ですが、これが派遣社員の使い捨てを加速される原因に。

本記事では、そんな派遣社員という立場にいる人々の年齢層がどのように変化してきたかをまとめたインフォグラフィックをご紹介します。

また最新のデータも用いて、正規・非正規雇用者の現状もご紹介します。

現在「なんとなく」で派遣社員として務めている方もそうでない方も、今の派遣社員がどのような状況にいるのかを知っておきましょう。

1. 『しゅふJOB』調べ「数字でわかる派遣のいま」

派遣社員 インフォグラフィック

上のインフォグラフィックは、人材サービス『しゅふJOB』を運営する株式会社ビースタイル(本社:東京都新宿区、代表取締役:増村一郎)が調査したデータを元に作成されたものです。

平成16年から平成24年までにおける派遣社員の年齢構成比がまとめてあります。

調査対象:現在派遣社員の方 20代300人、40代300人、計600人(男性102人、女性498人)
調査期間:2014年8月29日~9月4日
調査方法:インターネットによる任意回答
年齢構成比 出典:厚生労働省 派遣労働者実態調査

強調されている点は正社員経験が4年以上ある40代派遣社員の増加と20代派遣社員の減少ですね。

あまり強調はされていませんが、60代の派遣社員もわずかに増加しています。

景気の冷え込みによって堅実な正社員を希望する20代と、共働きの必要に駆られた寿退社後の40代が増加したことが理由の一つとして挙げられます。

50代の派遣社員割合もわずかに増加していることから、40代~60代の派遣社員数が年々増加していることが分かります。

このインフォグラフィックは次の様に、働く派遣社員の方々がどのようなことを意識しているかという調査結果のまとめに続いています。

派遣社員 インフォグラフィック

この結果では40代の派遣社員の方々の方が殆どの項目において20代の派遣社員よりも割合が高いという結果になっています。

働きはじめたばかりの20代では、仕事に対する意識がまだ確立されていないことが原因でしょうか。

しかし「時間管理」や「メールの書き方」、「議事録の作成」「コスト管理」の項目においては20代が高い割合となっています。

40代の派遣社員の方々に比べ、今の20代の派遣社員はデスクワークに重きをおいた研修を受けているのですね。

「働くうえで実践していること」の項目ではいずれも40代の方が高く、仕事に対する積極性の違いが確認できます。

2. 最新版!厚生労働省の「国民生活基礎調査の概況」

国民生活基礎調査の概況 派遣社員

ここでは最新の調査結果を用いて正規・非正規の割合がどのようになっているのかを確認します。

上の図は厚生労働省が平成27年6~7月に調査した結果をまとめた平成27年 国民生活基礎調査の概況から抜粋したものです。

年齢・性別に分けた正規・非正規雇用者の割合についてまとめられていますが、数字だけでは全体を把握しづらいですよね。

そこで、同じ調査結果を性別別にグラフとしてまとめた結果が次の図です。

正規非正規 男性 派遣社員

まず男性の結果ですが、学生でアルバイトをしている15歳〜24歳の間は非正規の割合が一定数ありますね。

しかし殆どの人が社会人として働き始める年齢になると、8割以上の方が正規雇用の仕事に就きます。

55~59歳まで80%後半の方が正規社員として働き、定年退職をして非正規の割合が増えています。

20代後半から60歳という長いスパンで正規社員の立場を確保している方が非常に多いですね。

正規非正規 女性 派遣社員

次に女性の結果ですが、最も正規雇用の割合の高い年齢でも25-29歳の64.8%という結果でした。

以降は年を重ねる毎に非正規雇用者の割合が増えていきます。

多くの女性が20代後半には寿退社を迎え、出産や育児を経験した後に再び非正規雇用者として働きはじめているようですね。

身体的特徴やこういった結果を見ると、男女を平等に雇用し同じ責任の伴う仕事を任せることは難しいことのように思われます。

より詳しい調査結果はこちらから

おわりに

派遣社員 おわりに

いかがでしたでしょうか。

企業にとって派遣社員が必要になる時は、単純に人手が欲しい時ですよね。

そんな時に雇ってすぐに辞めてもらう非正規雇用者に、責任のある仕事が任せられるでしょうか。

非正規社員であるうちは、単純作業ばかりで仕事が辛くなっても当たり前なのです。

腰を据え、責任のある仕事を任せられる最初の確認が正規雇用であるかないかだとしたら、特別な理由がない限り非正規雇用は避けるべきですね。

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