はじめに
様々な影響があってか、2015年度の春から値上げが続出した牛丼屋。一人暮らしの学生やサラリーマンなどが利用する牛丼屋の値上げには、多くの人が悲鳴を上げたことでしょう。
そこで今回は、大手牛丼三社「すき家」「吉野家」「松屋」を徹底比較し、少しでもお得に牛丼を食べる方法について調べてみました。
価格
店名 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
すき家 | 牛丼並盛 | 350円 |
松屋 | 牛めし並盛+味噌汁 | 290円 |
吉野家 | 牛丼 | 380円 |
と、価格だけ見ると松屋の牛めしが圧倒的に安いことがわかります。味噌汁がついていてこの価格ですから、ほかの牛丼チェーンに対して一歩リードしていると言っても過言ではないでしょう。
量
店名 | ご飯の量 | 肉の量 |
---|---|---|
すき家 | 260g | 96g |
松屋 | 260g | 80g |
吉野家 | 260g | 80g |
ほぼ変わらない結果になりました。微妙な差を見るならすき家のお肉が少し多いな、と言うところでしょうか。
サイドメニュー
牛丼屋に牛丼を食べに行くと、ついつい買ってしまうのがサイドメニュー。値上がりで遠のいた客足を呼び戻そうと、牛丼チェーン各社もサイドメニューには力を入れています。様々な観点からサイドメニューを比較してみました。
店名 | メニューの数 |
---|---|
すき家 | 29 |
松屋 | 21 |
吉野家 | 22 |
数の分野では、すき家がほかの追随を許さない豊富さを見せています。牛丼が値上がり前から豊富なメニューを売りにしていたすき家は、値上がり後も他社に負けることはないようです。
メニューの内容も各社に違いが見られます。例えば、吉野家はアルコールの種類だけで6種類を超し、牛丼屋とは思えない豊富な取り扱いを見せています。すき家はビールとノンアルコールビールの2種類。松屋がアサヒスーパードライの1種類だけだということを考えれば、吉野家の力の入れようもわかるというもの。
また、松屋以外がアルコール類をサイドメニューに入れているのに対し、松屋はドリンクに入れています。そこからも、牛丼チェーン各社のアルコール類への考え方がわかるかもしれません。
店舗数
いくら牛丼屋が安い! と言っても牛丼で遠方まで足を運びたくはないものです。店舗の利用しやすさを、各社の店舗数から見てみましょう。
店名 | 店舗数 |
---|---|
すき家 | 1983 |
松屋 | 1039 |
吉野家 | 1181 |
と、すき家がほかの店舗をリードしていることがわかりました。メニューの多さや店舗数の多さから、すき家が多くの人に利用してもらおうという経営戦略であることがよくわかります。
さいごに
一見同じに見える牛丼屋でも、細かく見ていくと結構な違いがあることがわかりました。価格・量・メニューの何を重視するかを考えて、お得に牛丼屋を利用しましょう!
参考URL
http://deokure1haron.com/post-954/#section2
http://www.garbagenews.net/archives/1983397.html
http://www.matsuyafoods.co.jp/menu/
https://www.yoshinoya.com/menu/index.html
http://www.sukiya.jp/