はじめに
食器洗いは毎日することで、水道代を節約したくてもなかなか難しい分野ですよね。
しかし、ちょっと工夫するだけで月に約2000円も節約できます。今回はその工夫を7か条にして紹介しましょう。
1. 食べ終わった食器は重ねない。
食事が終われば、食器を片付けようとついついお皿を積み重ねてしまいます。でも、積み重ねてしまうと汚れていない皿の裏まで汚してしまうことになるので、できるかぎり積み重ねないようにしましょう。重ねる場合は、油汚れ・デンプン汚れのように、種類ごとに分けてシンクに運ぶと食器洗いも楽になります。
2. 洗う前に拭く。
食べ残しや食器に残った汚れは、最初にふき取ることが大事です。
古布をハサミで小さく切ったものや、調理の工程で使ったキッチンペーパーを再利用しましょう。また、後片付け用にゴムベラなどを用意して、汚れをこそげ落とす方法もあります。
おすすめは、テッシュの空箱に古新聞を切ったものを入れておくことです。新聞を大きく広げた8分の1サイズの横の長さがティッシュ箱と一緒のため、きれいに収納できます。また、同じ大きさに切った新聞紙を三等分に折って、折り目が互い違いになるように重ねていくと、ティッシュのように使えるので便利です。
3. 洗う順番を守る。
まず汚れが少ないグラス類から洗い、最後に油汚れがついたものを洗うのが原則です。
もし油汚れがついたものから洗ってしまうと、洗う工程で汚れをむだにつけてしまう可能性もあるからです。
4. 排水は捨てない。
調理中に野菜を洗ったり、手を洗ったりするときに出た排水は、できるだけ捨てずに洗い桶に貯めておき、それを食器洗いに利用しましょう。
米のとぎ汁、パスタやうどんの茹で汁、野菜の茹で汁も再利用できます。特にパスタやうどんの茹で汁はデンプン質がとけだしていて、油汚れをキレイに落す効果もあるため食器洗いに最適です。
■米のとぎ汁の変わった使い道|EM発酵液で身の回りも自然もきれいに!
■お米のとぎ汁の意外な使い道7選!化粧水や保湿液、下着復活に活用?
■お米のとぎ汁はこんなに活用できる!|水道代を節約する7つの方法
5. 基本はため洗い。
水を流しっぱなしで食器を洗うのはしてはいけません。洗い桶に水をためて洗うようにしましょう。
5分間水を出しっぱなしで食器を洗うと、約60Lの水が無駄になるそうです。これを1日に2回1ヶ月繰り返すと、3600Lもの水が無駄となります。つまり、ため洗いをした場合に比べると月額約2200円も水道代に差がでる計算になります。
6. 頑固な汚れはつけ置き。
ごはんなどのデンプン汚れは、少しの間水につけておけば楽に汚れが落ちるので、油汚れとは違い、洗剤を使わなくてもきれいになります。
7. 洗剤は極力使わない。
洗剤を多く使うと、それをすすぐのに多くの水が必要になるので、極力使わないようにします。アクリルたわしを利用するのもいいでしょう。カレー鍋などのしつこい汚れは、洗い桶に水をはって重曹を入れ沸騰させるとキレイに落すことができます。
おわりに
いかがでしょうか。
ちょっとずつの手間の積み重ねが食器を洗う水道代の節約につながります。環境のためにもお財布のためにも、はじめてみませんか?
参考HP
http://allabout.co.jp/gm/gc/58782/
■水道代を絶対的に節約する方法
■手間をかけずに効果大!今日から始める簡単すぎる水道代節約術
■シャワーにかかる水道代を半分にしよう!ストレスゼロのシャワー節約方法