楽しいお祭りの現実はいかに?世界のやりくり事情を探ってみる

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はじめに

お祭り 世界 費用
各地、各国で行われるお祭り。どんなものがあって、どのくらい費用がかかっているのでしょうか。見ていきましょう。

バリ・モンキーフォレスト寺院のお祭り

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寺院であふれるバリ島は、いつもいろいろなお祭りが開催されているそうです。なかでも「モンキーフォレスト通りに住む人達が行う「バンジャール寺院」のお祭りは盛大で、かかる費用は日本円でなんと2,200万円。

費用は観光収入

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この土地は観光地で、とってもお金持ちなんだとか。お祭りは、観光収入でまかなっているそうです。とはいえ、バリの一般の人達のお給料が1~2万円くらいですから、現地の人にしてみたら莫大な金額ですよね。手間も準備も大変なようです。
http://lagulagu.jp/?blog=%E3%80%90%E3%81%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%80%91%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8B%E8%8E%AB%E5%A4%A7%E3%81%AA%E8%B2%BB%E7%94%A8

ドイツ・ビール祭り

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ドイツといえばビール。世界最大のビール祭り・オクトーバーフェストが毎年9月21日から10月6日、2週間に渡って行われます。開催地はミュンヘン、市長がビール樽の栓を開けてお祭りが始まります。

収入効果はさすがドイツ

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来場者年間600万人、少なくとも600万杯のビール、300万本のソーセージが消費されるそうです。バイエルンの民族衣装を着た人達、ビール樽を積んだ馬車などのパレードも8000人という豪快さです。

入場料は無料で、お祭り用のビール(500ml)の値段は、9.4ユーロから9.85ユーロ。日本円で1000円~1500円とかなり割高になっています。

またパレード観覧席はチケット制で、初日が24.50ユーロ、2日目が35ユーロ。遊園地、フードやお菓子、お土産品の販売など、参加者はかなり散財することになりそうです。

でも参加者の70%以上が地元の人達。自分たちで経済効果を上げているのには頭が下がります。
http://www.hoteltravel.com/jp/germany/munich/mega-beer-festival-in-the-world-oktoberfest-munich.htm

スペイン・トマト祭り

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スペインの有名なトマト祭り、「トマティーナ」。トマトを積んだトラックの荷台に乗って騒ぐ、群衆に向かってトマトのミサイルを投げ込む恵まれた少数(?)の人達は、なんと750ユーロもの大金を払っています。

トマトで財政難?

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トマティーナにかかる費用は15万ユーロ前後。開催地ブニョール市では2013年から10ユーロの入場料を設けました。以前はスペインが建築ブームに沸き、地方自治体の莫大な不動産税で賄っていましたが、世界的な経済不況で存続が難しくなったようです。

まあ、スゴい量のトマトを無駄にするわけですから、観光客であふれないと難しいですね。もともと、住民同士のケンカからとか、町政に不満を持つ住民が議員に投げつけたのが始まりとか、起源もよく分かっていないそうです。

10ユーロ払ってトマトまみれになるより、10ユーロ分食べる方がカラダにもよさそうですが。

日本・葵祭

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古い歴史を持つ京都。お祭りも多々ありますが、その中で最古のお祭りと言われる「葵祭」。毎年5月15日に、十二単をまとった若い女性が御神輿に乗り、女人列が続く行列は壮絶な美しさ。

昔京都では、未婚の皇女(親王の娘)を神の御杖代(みつえしろ)として差し遣われる慣わしがあったそうです。皇女は「斎王」と呼ばれ、身を清め祈祷する「巫女」として神に奉仕する役割がありました。

この制度は400年続き、その後も中断と復興を繰り返しますが、昭和31年、関係者の後援で女人列が復興します。

参加者も特別?

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実は、斎王代(斎王はいないので、代理という意味)に選ばれる女性は、京都ゆかりの寺社・文化人・実豪華などのご令嬢だそうです。なぜかというと、すごくお金がかかるからです。路頭の儀(行列)は数千万円、十二単のクリーニング代だけで数百万とも言われています。

確かに、一般庶民には手がでないお祭りですね。やはり遠くからパレードを見るしかありません。
http://ii-nippon.net/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%A5%AD/1474.html

おわりに

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慣わしや宗教的な意味合いはあるにしても、お祭りは「楽しむ」ことも開催される理由のひとつ。地域の人達との交流や、心の豊かさのためにお金を払うことは、決して無駄ではないのかもしれませんね。

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