庶民に打つ手無し?下がり続ける円の価値に消費者大打撃

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はじめに

円安 消費者 食品 値上げ メリット 国産品 輸出

近頃、円安の影響で食品値上げのニュースがどんどん入ってきます。
外貨と直接関わりのない庶民には関係ないと思われがちですが、実は一番影響を受けるのは私たち消費者なのです。
今回はそんな円安の影響による値上がり状況を見ていきましょう。

食料品の値上げ

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9月から見ているだけでも、食品など私たちの生活必需品が値上がりしています。
特に輸入に頼る肉・魚類、それを原料とするハム、冷凍食品などが値上がりし、家計に影響している人も多いのでは。

ここでは、9月頃から値上がりしている商品を見てみましょう。

  • 日清カップヌードル(2014年9月29日)
  • 明星の即席麺2015年1月より値上げを決定(2014年10月31日)
  • マルタイ(2014年10月7日)
  • エースコック即席麺(2014年10月10日)
  • ハウスうまかっちゃん(2014年10月16日)
  • 日清フーズ 国産パスタ(2014年10月22日)
  • 味の素 業務用冷凍食品(2014年11月4日)
  • ロッテアイス34品(2014年11月5日)
  • 味の素 家庭用冷食(2014年11月10日)
  • グリコアイス2015年3月より値上げを決定(2014年11月10日)
  • 森永アイス(2014年11月11日)
  • 明治アイス2015年3月より値上げを決定(2014年11月11日)
  • 日清オイリオ食用油2015年1月より値上げを決定(2014年11月25日)
  • ニッスイ、日清冷凍(2014年12月3日)
  • 日東紅茶17商品5-10%値上げ(2014年12月4日)

値上がりの理由は「具材」にあった

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上記をみているとカップ麺の値上がりがぬきんでていますね。
これは、麺ではなく、具材が円安の影響を受けているようです。

また肉、魚介類の原材料の価格は、新興国での需要が増えた事も値上がりの原因に。
そして包装資材や物流コストが上昇したことも、値上げをしなければならなくなった原因のようです。

これは氷山の一角?

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またすでにトウモロコシ、麦類を飼育にする肉、乳製品、ワイン、大豆原料の調味料など、ほとんどのものが値上がりを余儀なくされおり、今後もその気配は続きそうです。

BPは据え置き・なぜ?

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逆に値段据え置きで静観しているのが、スーパー・コンビニなどのプライベートブランド(BP)。イオン、セブン&アイ・ホールディングス、ローソンは値上げしない予定だそう。

まず直接消費者につながるBPでの値上げは困難、広告料などが発生しない利点などが理由ですが、BPも製品を委託しているわけですから、原材料が値上がりすれば同様に収益を圧迫することにはなります。

値上げの「重い」決断

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値上げをするということは、企業にとってかなりギリギリの決断です。
まず値上がりによる売り上げ減を覚悟しなければならないことは必須です。

では、値上げをしなかった場合、どこにしわ寄せがくるのでしょうか。
人材を調整しなければならなかったり、材料費を変えて質や量を落としたりと、今までやってきたサービスを廃止するなど、何らかの影響が出てくることは避けられません。

やまない値上がりはインフレを目指す日本政府にある

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現政府、アベノミクスの金融政策はインフレ目標2%、無制限に金融緩和を行っていることが強く影響しています。
日本は長年商品を安く購入できる「デフレ」状態にあり、これを打開するために値上がりが続いています。
大まかに言ってしまえば、値上がりをすることによって、企業収益を上げることが目的なのです。

円安によるメリットは?

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輸入品が割高になることによって、国産品が有利になり、国内消費量が増加する傾向にあります。
パソコン、家電や、国内生産の食品などがそれにあたりますね。国産品の良さが改めて光をみるかも。

そして輸出業は活発に。自動車産業なども輸出が多いので、良い方向にいくと予想されます。
また、海外からの日本旅行者が増えるということも。旅行者が増えれば消費量も増え、売り上げにつながります。

おわりに

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来年度さらに消費税が上がるとすると、消費者にとっては大打撃。家庭収入が追いつかなくなってきます。

でも、円安によるデミリットばかりではなく、新しく生まれる打開策も出てくるはず。皆さんもライフスタイルを振り返って、まずは節約術に磨きをかけてみましょう。

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