ひきはじめの風邪に!市販薬を買う前に試したい、身近な食材でできる民間療法まとめ

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はじめに

風邪 民間療法 焼きミカン 卵酒 大根シロップ 梅醤番茶

近頃、朝晩冷え込む日が増えてきましたね。
皆さんの中にも、日中との寒暖差で風邪をひいてしまった方がいらっしゃるのでは?

風邪には十分な休養と栄養をとることが大切とされていますが、忙しいとなかなかそうはいかないもの。

そんな時に手が伸びるのが薬局で購入できる市販薬ですが、思ったほど効き目を感じられないことも少なくないと思います。

そこで今回は、市販薬に頼る前にぜひ試したい、ご家庭にもある食材で簡単にできる「風邪の民間療法」についてご紹介していきたいと思います。

市販薬を飲むと風邪が長引くってホント?!

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市販薬のパッケージや説明書などにも記載されていますが、市販の風邪薬は「症状を緩和する」ためのものであって、飲めば風邪が治るというものではありません。

そればかりか、発熱などの症状を和らげてしまうと、体が風邪の菌を排除するために必要な症状までも緩和してしまうため、かえって長引かせてしまうこともあるのだとか。

同じ薬を飲み続けると効かなくなる?

私たち人間の体は、一般的な市販薬を「異物」と認識するため、肝臓で解毒しようとするなどの防御反応を示します。

こうしたサイクルは一度行われると体が覚えてしまうので、同じ薬を飲み続けると薬が効果を発揮する前に分解されてしまい、効きにくくなってしまいます。

こうした「体の慣れ」は、風邪薬に限らず様々な市販薬でおこり得るそうです。

風邪のひきはじめには「焼きみかん」

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本項からは、風邪の民間治療法についてご紹介していきます。

これから冬にかけて、みかんが美味しい季節ですね。

『ダイエット効果もあり!捨てるのが惜しくなる「みかんの皮」の健康効果』の中でもお伝えしましたが、東洋医学では昔からみかんを漢方薬として用いてきました。

取り除いて食べる方も多い、皮の裏や実の表面についている白い筋状の繊維には、咳や痰を鎮める作用があるそうです。

また、みかんは焼いて食べることによって胃の機能を整えたり、体を温める作用が高まると言われています。

焼きみかんの作り方 (出典:cookpad)
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みかんをトースターで7~10分、焼き目がつくまで焼きます。
皮には精油成分が含まれているため、焦げ始めるとすぐ真っ黒になってしまうので、様子を見て転がしながら焼くと良いでしょう。

焼いたみかんはホクホクとして、まるで焼き芋のような食感に。
皮ごと食べられるので、国産・無農薬のものを選ぶと安心です。

喉の痛みには、お茶で「うがい」

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お茶に含まれるポリフェノールの一種である「カテキン」には、風邪やインフルエンザを引き起こす菌やウィルスなどの粘膜感染を阻止する働きや殺菌効果があるとして、以前から研究が重ねられているのだそうです。

お茶うがいのやり方(出典:お茶でうがいをし、風邪を予防する方法
①ぬるめのお茶で口の中をゆすぐ。
②再度お茶を口に含み、顔を天井に向ける。
③口をあけ「あ~」と声を出すようにうがいをする。
④これを2~3回繰り返す。
※お茶の量は、口に入る限界量の1/3程度を目安にしてください。

また、お茶にはビタミンCも豊富に含まれているため、傷ついた喉の粘膜を修復する効果も期待できるのだとか。

鼻づまりを楽にする「卵酒」

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卵酒は、日本だけでなく韓国やヨーロッパの国々でも取り入れられているそうです。

卵白の中に含まれる「リゾチーム」という酵素には、細菌の細胞壁を分解し撃退する作用があり、鼻水や痰から細菌を外に排出して鼻づまりの緩和が期待できます。

実は、風邪薬にも「塩化リゾチーム」という成分が含まれています。

また、卵酒のベースとなる日本酒には栄養補給と血液循環を良くする効果もあります。

卵酒の作り方(出典:酒博士 小泉武夫先生が語る”酒噺”
①日本酒に砂糖をお好みで入れる。
②沸騰するまで温める。
③鶏卵を割り入れ、黄身を加えて箸でよくかき混ぜる。
④温かいうちに飲む。
卵酒を飲む際の注意点
卵酒と風邪薬の併用は避けましょう。
風邪薬とアルコールの同時摂取は、薬の効果を強めて危険な状態になる可能性があります。

咳止め・のどの痛みに「大根シロップ」

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こちらも昔から伝わる、有名な民間療法ですね。
現在でも薬を容易に飲むことができない妊婦さんや、小さなお子さんなどに重宝されているようです。

大根シロップの作り方(出典:cookpad
はちみつ大根
①大根を小さ目に切り、煮沸消毒した容器に入れる。
②大根がかぶるくらいの量のはちみつを入れ、一晩置く。

シロップの部分をそのまま舐めても、お湯や紅茶に溶かして飲んでもOK。
もちろん大根も食べられますよ。

熱が出てしまったら「ネギと生姜のスープ」

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ネギや生姜の辛味成分には、血行を良くしたり、体を温めて発汗する作用があるため、発熱時に効果的。

また、生姜には吐き気を止めて食欲を促す効果や、加熱調理によって咳や痛みを沈める効果もあります。

スープの味付けは、お好みでOK。
ただし、ネギの辛味成分は熱にも水にも弱いため、成分を壊さないようにサッと加熱することが大切です。

自然の抗生物質、「梅醤番茶」

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塩と酸味の組み合わせによって強力な殺菌力を持つ梅干しは、天然の抗生物質とも呼ばれており、発熱や咳、喉の痛みなど風邪による様々な症状やや不調の改善が期待できます。

食べ方としては、身体をポカポカと温めてくれる「梅醤番茶」がおすすめ。
「ひいたかな?」と感じた時から飲み始めるようにすると良いでしょう。

梅醤番茶の作り方(出典:風邪の特効薬!! 梅醤油番茶/梅醤葛湯
風邪 民間療法 焼きミカン 卵酒 大根シロップ 梅醤番茶
①種を取った梅干1個を、湯飲み茶碗に入れてほぐす。
②少量~小さじ1杯弱の醤油を入れ、さらに箸で突く。
③生姜のおろし汁を、2~3滴加える。
④熱い番茶を8分目ほど注いでかき混ぜる。

おわりに

風邪 民間療法 焼きミカン 卵酒 大根シロップ 梅醤番茶

容易に病院を受診することも、薬を買うこともままならなかった時代、人々は身近にあるものを利用して対策を講じてきました。
民間療法とは、それらが伝統的な知識として受け継がれてきたものです。

試したからといって必ず効果が出るとは限りませんが、今回ご紹介した食材はどれも普段から体に良いとされているものばかりなので、安心して試すことができるのではないでしょうか。

また、どの食材も多くのご家庭の冷蔵庫で常備されていたり、比較的安価で手に入れられるので、節約派の皆さんも気軽にお試しいただけると思います。

この冬、もし風邪をひいてしまったら、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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