暖房費を節約しよう!冬を暖かく快適に過ごすための「重ね着」のコツとは?

はじめに

重ね着 暖房費 光熱費 節約 ウォームビズ インナーウェア

10月も半ばを過ぎ、少しずつ寒くなってきましたね。

節約派の皆さんの、冬の困り事といえば、やはり暖房費ではないでしょうか。
料金の跳ね上がった明細書を見ると、毎年のことながら驚いてしまうものです。

しかし、いくらお金がかかるからとは言え、まったく暖房機器に頼らずに冬を乗り切るのは難しいですよね。

そこで今回は、冬の暖房費を少しでも抑えるための、「重ね着」のコツについてご紹介していきたいと思います。

ウォームビズは、エコだけでなく節約にも効果的

冬場の暖房機器による二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化を防止するとして、2005年から環境省が提唱している「ウォーム・ビズ」。

“寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない”という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適に過ごせるようなスタイルを呼びかけています。

以下のグラフからもわかる通り、実は家庭からの二酸化炭素排出量は、夏場の冷房よりも暖房の方がはるかに多いことがわかっています。

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(出典:神奈川県地球温暖化防止活動推進センター

過剰な暖房の使用を抑えるということは、エコ的な観点からはもちろん、家計の節約にとっても効果的。

しかし、ただ衣服を重ねるだけでは、十分な防寒効果が得られなかったり、かえって体に負担となる場合もあります。

次項から、効率よく温かくなる重ね着のコツをマスターしていきましょう。

機能性&価格をチェックしよう!あったかインナーウェア比較

近年では、防寒性に優れた冬用のインナーが多数販売されていますよね。
しかし、種類がありすぎてどれを選べば良いか迷う方もいらっしゃるのでは?

インナーは薄手なので重ねても動きやすく、洋服に響かないので、冬の寒さ対策にはぜひ取り入れたいアイテム。

皆さんに身近な各メーカーごとの特徴や価格をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

ユニクロ:ヒートテック

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ユニクロと東レが共同開発した「ヒートテック」は、優れた吸湿発熱効果で2003年の発売以来世界中で愛用されてきた、まさに王道とも言える冬用インナーです。

主な特徴

  • 発熱 : 体が発した水蒸気を繊維が吸収し、熱エネルギーに変換。
  • 保温 : 繊維の間にできるエアポケットによる断熱効果で熱が逃げにくい。
  • 保湿 : 椿オイル配合。しっとりソフトな着心地。
  • 抗菌 : 気になる臭いを抑え、部屋干しも気にならない。
  • ストレッチ : 独自開発したストレッチ性の高い編地。
  • 静電気防止 : 保湿性の高い繊維により、着脱時の静電気を抑える。
  • 形状保持 : 洗濯による型崩れを抑える。

価格(※2014年10月18日現在・税抜き)

■レディース

  • キャミソール・タンクトップ : 790円
  • ブラトップ : 1,290円
  • 半袖Tシャツ : 790円
  • 8分袖・長袖 : 990円~1,500円  など

■メンズ

  • 半袖Tシャツ : 790円
  • 9分袖・長袖 : 1,290円~1,690円
  • タイツ : 1,290円~1,500円   など

トップバリュ:ピースフィット

「ピースフィット」は、イオンが展開する、秋冬用の機能性インナー。
「触れた瞬間からあたたかい」というキャッチコピーを、既に耳にされた方も多いのでは?

主な特徴

  • 袖を通した瞬間からあたたかさを実感できる”瞬間温感”

東洋紡STC株式会社の異繊度混繊糸アクリル 「サーモエア」、世界有数の素材メーカーであるレンチングファイバーズのレーヨンなどを合わせた生地を使用し、着用時のヒヤッとした感じを軽減。

街頭調査では、49.7%の人が「触れた瞬間に最もあたたかい」と回答したそうです。
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  • 防寒から、お洒落を楽しむインナーへ

レディースは、「アウターからインナーが見えてしまう」という利用者の声を受け、今年は様々なアウターに対応できる「狭め・深め・広め」3パターンの衿を展開。

メンズ商品では、ドレスシャツの下に着てもごわつかない、袖回りや腰回りを細身にした「フィットタイプ」が登場しました。

さらには、ベーシックなモノトーンに加え、1枚でも着られるようなスタイリッシュな色味や柄のバリエーションが拡大されています。

価格(※2014年10月18日現在・税抜き)

■レディース

  • キャミソール・タンクトップ・3分袖・8分袖・長袖 : 908円
  • カップ付トップス : 1,371円
  • 半袖Tシャツ : 790円
  • ボトムス : 908円~1,371円  など

■メンズ

  • 半袖 : 908円
  • 9分袖・長袖 : 1,186円
  • レギンス : 1,186円   など

セブンアンドアイ:ボディヒーター

セブンアンドアイグループが展開する冬用インナー「ボディヒーター」
イトーヨーカドーなどで購入可能です。

主な特徴

  • 吸湿発熱 : 寒い時には編目が閉じ、汗をエネルギーに変換して発熱。
  • 換気放熱 : 汗ばんだ時は生地に隙間ができ、汗や蒸れを逃がして換気を促す。
  • 肌あたり : 脇に縫い目がなく、肌あたりが良い。
  • 生乾きの匂いを抑制:生乾き臭のひとつである細菌の増殖を抑制する。

価格(※2014年10月18日現在・税抜き)

■レディース

  • 9分袖・七分袖シャツ : 1,190円
  • 長袖シャツ : 1,038円
  • カップ付タンクトップ : 1,229円
  • 2分丈ボトム : 990円   など

■メンズ

  • 9分袖シャツ : 1,190円
  • 半袖シャツ : 990円
  • タイツ : 1,090円   など

ベルメゾン:ホットコット

綿が45%入った「ホットコット」は、化繊100%のものが大多数である発熱ウェアの中では珍しいのだそうです。

販売しているベルメゾンは、化繊100%の発熱ウェアと比べると、ホットコットの方が温度の上昇率が高くひんやりしにくいという調査結果が出たとしています。
ホットコット

お腹や背中がすっぽり隠れる長めの着丈や、カラーや柄のバリエーションの豊富さなどといった点からも、各種メディアで口コミ評価が高く、購入者の満足度も96.4%と非常に好評を博している商品です。

価格(※2014年10月18日現在・税抜き)

■レディース

  • インナー(長袖・三分袖・キャミソールなど) 943円
  • カップ付キャミソール : 1,400円  など

■メンズ

  • Vネックインナー(半袖・長袖) : 943円
  • アンダーパンツ : 943円  など
インナー同士の重ね着は逆効果
インナーウェアは体にフィットするぴったりしたデザインのものが多いため、インナーを何枚も重ねて着ると血行が悪くなり、余計に冷えてしまう可能性があります。

重ね着効果を高める!寒さ対策で意識したい3つの”首”とは?

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3つの”首”とは、「首(頸部)」・「手首」・「足首」のことを指します。

この3つの部位の共通点は「皮膚が薄く、動脈が近くにある」ということ。
つまり、温めれば体内に循環する血液も温まるので、人間の体感温度に大きく影響を与えると言われています。

①首(頸部)

襟元があいていると、上記の理由のほか、衣服にこもった暖かい空気を逃がしてしまい、せっかくの重ね着に十分な効果が得られなくなることも考えられます。

首を温めるには、ハイネックのような衿の詰まった洋服を着ることが有効。
衿のあいた洋服であれば、スカーフなどを1枚巻くだけでも良いでしょう。

首元だけをコンパクトに温め、家事などの邪魔になりにくい「ネックウォーマー」も、最近では100円ショップなどで安価に入手できるのでおすすめです。

②手首

手首についても、できる限り袖回りのすぼまった洋服を選びましょう。
アームウォーマーやリストウォーマーなどのアイテムを利用するのもおすすめです。

編み物が得意な方であれば、手作りしてみても良いですね。
サイズや丈の長さを自分好みに調節できるという利点もありますよ。
重ね着 暖房費 光熱費 節約 ウォームビズ インナーウェア
(出典:アトリエ

③足首

女性であれば、ストッキングやタイツを何枚も重ねるのはかえって逆効果。
体を締め付けるため、かえって血行が悪くなり、余計に寒さを感じるようになります。

厚手の靴下や吸湿発熱タイプのタイツを履いたり、室内ではレッグウォーマーやズボンの下でも身につけられる足首ウォーマーの併用がおすすめです。

ポイントは”空気の層”を作ること!効率の良い洋服の重ね方

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寒さを感じる季節になると、毛糸のセーターなど見た目もあたたかそうな洋服をチョイスしがちですが、当然のことながらセーターそのものが発熱するわけではありませんね。

熱を発しているのは、私たち自身の体。
重ね着をする時には、体から出る熱をどれだけ閉じ込められるかが重要になります。

そこでポイントとなるのが、服同士の間に”空気の層”を作ること。

衣服の中で空気が動くと温かい空気が逃げてしまうので、空気を静止させた状態でいくつかの層を作るような着方を心がけることで、重ね着の効果が上がります。

空気の層を作る重ね着3STEP

■1枚目・・・皮膚表面にフィットする肌着
素肌との間に余分な空気が入ると、熱が逃げやすくなります。
肌着は皮膚の表面にフィットする、伸縮性のあるものを選びましょう。

■2枚目・・・”5mmの隙間”ができる服
2枚目に重ねる服は、肌着との間に5mm程の隙間ができるものを選びます。
基準は、”圧迫を感じない程度に、程よくフィットする”といった感覚です。

素材は、吸湿発熱効果の高いウールがおすすめ。

■3枚目・・・空気の層を増やす”モコモコ素材”
3枚目は、さらに空気の層を増やすセーターなどが良いでしょう。
あまり目の詰まっていない編地の方が、糸と糸との間に多く空気を含みます。

おわりに

重ね着 暖房費 光熱費 節約 ウォームビズ インナーウェア

重ね着は、ただ衣服を重ねさえすれば温かくなるというわけではありません。

しかし、今回ご紹介したようなコツをおさえれば、重ね着の効果はぐっと高まるはず。
温かく過ごすことができるので、例年より暖房費を節約できるかもしれません。

地球にやさしいエコライフにもつながる重ね着テク、この冬はぜひ皆さんも挑戦してみてください。